お線香の薫るしくみ お伝えします♪
お線香の薫るしくみのお話
お線香には
「上匂い(うわにおい)・焚き匂い(たきにおい)・残り香(のこりが)」
三段階があります
「上匂い」
火をつけずに匂う香りで、主に常温で香料の成分が気化しています。
「焚き匂い」
火をつけて煙と共に感じる香です。燃焼部分から香りが出ているように見えますが、
火種はすぐ下の部分を炭化させながら燃え進んでいきます。
さらにその下が熱せられることで、香りが発散します。
上匂いの香りに加えて、加熱することで新たに引き出される香りがバランスよく結びつき漂うのが焚き匂いです。
着火した直ぐ後は、若干焦げた匂いが混ざりますので、数秒の間を取るほうがより香を
楽しんでいただけると思います。
「残り香」
焚き終わった後の香りで、比較的保留性の高い香りです
お線香が消えた後も残り、少しずつ香りの発散を続け、
ほのかに香という状態になります。
これがお線香の優れた特徴です。