
2代3代と受け継がれるからこそ
初めてお仏壇の購入を考える場合、何をどうしたら良いのか分からない方が多いと思います。
お仏壇は2代3代と受け継がれ、家族の繋がりと感謝の心を育む大切な場所です。
じっくりと準備をして気に入った仏壇に出会えるように努めることが大切です。
品質については一見するだけでは分かりにくいので、できるだけ店頭にお越し頂き、お客様の目で仏壇を見ていただくことをお勧めします。
御購入後のアフターフォローも含め、当店のベテランスタッフや熟練職人が心を込めてご対応させて頂きます。
お仏壇の購入まで
- Step.1 お仏壇の設置場所を決めましょう
- 大切な仏様をお祀りするお仏壇です。毎日お参りができ仏様にも見守ってもらえるような身近な場所に安置したいものです。
お仏壇の向きは、一般的には東か南向きが良いとされていますが特に気にされなくても、直射日光のあたらない風通しが良い場所を選んで下さい。
安置場所が決まりましたら、設置スペースの寸法(高さ・巾・奥行)を計っておきましょう。
- Step.2 宗派の確認をしましょう
- 主な仏教と本山・本尊(宗派によって本山は異なります)
仏 教 本 山 本 尊 天台宗 延暦寺 阿弥陀如来、
釈迦如来真言宗 金剛峯寺 大日如来 浄土宗 知恩院 阿弥陀如来 浄土真宗本願寺派 西本願寺 阿弥陀如来 真宗大谷派 東本願寺 阿弥陀如来 臨済宗 妙心寺、建長寺、円覚寺、
南禅寺釈迦如来 曹洞宗 永平寺、総持寺 釈迦如来 日蓮宗 久遠寺 大曼荼羅 【宗派別の本尊と脇掛の祀り方】
宗派によってご本尊も決まります。ご自身の宗派を菩提寺のお寺様に確認して間違いのないようにして下さい。
>>宗派別写真
- Step.3 仏壇の種類と寸法の豆知識
- 仏壇の種類は、大きく分けて金仏壇、唐木仏壇、家具調仏壇、上置仏壇があります。
【金仏壇】は、”塗り仏壇”とも呼ばれ、乾燥させた木材を漆等で塗り、金箔を張り、装飾金具などをあしらった絢爛豪華な仏壇で、伝統的な技法が施された日本古来の歴史のある仏壇です。
【唐木仏壇】は、黒檀、紫檀などに代表される硬い材質の唐木(インドネシアなど東南アジアからの輸入銘木)を用いて造られた仏壇です。
【家具調仏壇】は、都市型仏壇ともいい、マンション等の現代の生活様式(リビングのフローリング)に違和感なくマッチする仏壇です。
【上置仏壇】は、タンスやサイドボード等の上に置けて、コンパクトで場所を選ばずに設置できる省スペースの仏壇です。仏壇の寸法表示は、歴史の古さから「尺貫法」が用いられています。
尺や寸(寸は尺の10分の1)で表しますが、今では馴染みが無いので、1寸(約3cm)を1号として換算して、扉を閉めた状態の幅(戸巾)で寸法を表示します。
例えば20号は約60cm巾の仏壇となります。
小型の上置仏壇は、高さを寸法表示する場合もあります。
- Step.4 ご予算を立てましょう
- 仏壇の価格は、品質やデザインなどによって高価なものから安価なものまで幅広くあります。また仏壇だけではなくご本尊や位牌、仏具なども含めた予算立てが必要です。
長年に渡りお祀りする仏壇ですから安価だからといって急いで購入せずに、ご自身の予算内で設置スペースに合う気に入ったお仏壇をじっくりお選びください。
ベテランスタッフがお客様に最適なお仏壇をご紹介させて頂きます。
- Step.5 品質について
- 仏壇の種類によって材料や塗料などが違います。金仏壇の主な材料は桧・欅(ケヤキ)・松などを用いて、漆・合成漆・ポリエステル樹脂などの塗料で塗って、金箔や金粉で仕上げられています。
唐木仏壇の材料は黒檀・紫檀・鉄刀木(タガヤサン)・楡(ニレ)などを用いて、加工方法に総ムク・ネリ(四方ネリ、三方ネリ、二方ネリ、一方ネリ)・ハリなどの技法があり、ウレタン塗料などで塗られています。
品質については一見するだけでは分かりにくいので、ぜひ店頭にお越し頂き、本物品質のお仏壇をご覧下さい。
- Step.6 購入後のアフターフォロー
- ご本尊やご先祖様を大切にお祀りする仏壇ですので、万が一不具合などが生じてもそのままにしておくのは偲びありません。
アフターフォローのしっかりできる熟練職人が常駐する当店に一度ご相談下さい。